長崎県上県町 対馬やまねこ

彫刻

製作後記

対馬ヤマネコを彫刻して欲しいとのことで、製作にあたるも、当時生け捕りにされたのヤマネコがいなく、写真のみで製作、ただ写真ではタヌキに見えたり、熊に見えたり、また独特の模様の表現に石では難しく、知り合いの彫刻家に相談しながら抽象と具象を交えて制作、本来なら88匹の子猫を回りにまとわりつかせたかった思いが今でも気持ちに残って、絶滅の危機にある対馬ヤマネコが増えることを祈るのみです。

今ではセンターが出来て多少増えているそうで、多少なりとも安堵しています。帰りに対馬鹿の頭骨を担当の吉野さんにいただき、久留米の青少年科学館へ寄付しまして、大変喜ばれました。